本記事ではオルビスクリアフル”ローション”の成分解析について、日本化粧品検定1級・コスメコンシェルジュの私が徹底解説します。
ニキビケアに定評がある化粧品ですが、具体的にどんな成分が使われて、どんな効果があるのでしょうか。
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オルビスクリアフル”ローション”の全成分をまとめてみた!
成分 | 特徴 |
---|---|
水 | 一般的な溶媒で、多くの物質の基本的な構成要素 |
1,3-ブチレングリコール | 保湿剤で、多くの化粧品やスキンケア製品に使用される |
ジエチレングリコールモノエチルエーテル | 洗浄剤や乳化剤として使用される |
シコニン | 植物由来の成分で、抗酸化作用があるとされる |
テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル | ビタミンC誘導体で、抗酸化作用や肌の明るさを促すとされる |
天然ビタミンE | 抗酸化作用があり、肌を保護するとされる |
ユズセラミド | 保湿剤として使われることがある |
イノシット | ビタミンB群の一つで、保湿や肌の健康に寄与するとされる |
フィチン酸液 | 抗酸化作用があり、肌のシミやくすみの改善に役立つとされる |
スフィンゴ糖脂質 | 保湿剤として使用されることがある |
ヨクイニンエキス | 薬用植物の一つで、肌のトラブルに対して有効とされる |
アロエエキス(2) | アロエベラのエキスで、保湿や皮膚の鎮静に役立つとされる |
ヨモギエキス | ヨモギ植物から抽出され、肌のトーンアップに寄与するとされる |
水溶性コラーゲン液 | コラーゲンは肌の弾力性に関与し、水溶性コラーゲンは保湿に使われることがある |
レモングラス抽出液 | レモングラスのエキスで、保湿や肌の清潔感に役立つとされる |
ヒメフウロエキス | 漢方薬として使われることがある植物由来の成分で、肌のトラブルに対して有効とされる |
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル液 | 保湿剤として使用されることがある |
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール | 保湿剤として使用されることがある |
アマチャヅルエキス | アマチャヅルのエキスで、肌の健康維持に役立つとされる |
イソステアリン酸 | 乳化剤や安定剤として使用される |
1,2-ペンタンジオール | 保湿剤として使用されることがある |
濃グリセリン | 保湿剤として一般的に使用される |
クエン酸 | pH調整剤として使用される |
クエン酸ナトリウム | pH調整剤として使用される |
フェノキシエタノール | 防腐剤として使用されることがある |
パラオキシ安息香酸メチル | 防腐剤として使用されることがある |
オルビスクリアフル”ローション”の全成分をまとめてみました。
ニキビケア化粧品ということで、グリチルリチン酸2kが配合された医薬部外品です。
ニキビ・肌荒れに高い効果を期待できますが、どちらかと言うとマイルドな処方ですね。
皮膚科でニキビを殺菌する医薬品を使いつつ、普段のケアでニキビ予防orニキビ予備軍を抑えるみたいな感じで使うと完璧でしょう。
という訳で次の章では、ここから特に重要な成分をピックアップしてお伝えしていきますね。
オルビスクリアフル”ローション”の成分のすごいポイント!
この章ではオルビスクリアフル”ローション”の成分のすごいポイントを1つずつ解説していきます。
内容は下記の通りです。
- ポイント①:ニキビケアに特化した成分
- ポイント②:乾燥ケアを考慮した成分
- ポイント③:毛穴ケアまでしてくれる成分
- ポイント④:圧倒的な低刺激成分
既に知っている内容もあるとは思いますが、改めて確認するつもりで読み進めておきましょう!
ポイント①:ニキビケアに特化した成分
ポイント1つ目は、ニキビケアに特化した成分が配合されていることです。
具体的に言うと下記の2つですね。
- 紫根エキス
- グリチルリチン酸ジカリウム
紫根エキスは、乾燥などによる肌の乱れに働きかけ、肌に本来備わっている機能を整える役割。
グリチルリチン酸ジカリウムは、ニキビや肌荒れを防止し、硬くごわついた肌に荒れにくくすこやかな肌へ整える役割がありますね。
殺菌系の成分は配合されていないので、大人ニキビやストレスニキビなど、肌のバリア機能が下がっている時も問題なく使えるでしょう。
ポイント②:乾燥ケアを考慮した成分
2つ目は、乾燥ケアを考慮した成分が配合されていることです。
具体的には下記の成分ですね。
- アロエエキス:水分蒸散を抑えてすこやかな肌に整える
- ハトムギエキス:キメを整え、うるおいを保つ
- ヨモギエキス:肌をすこやかに保つ
- 保水型コラーゲン:小さな分子で肌深くまで浸透しうるおいをつなぎとめる
今あるニキビがなくなるのは嬉しいですが、私たちが本当に目指したいのは「ニキビを作らせない肌」ですよね。
そこでオルビスクリアフルは根本からの乾燥ケアにもアプローチしてくれるので、ニキビ知らずの土台を築くことができます。
ポイント③:毛穴ケアまでしてくれる成分
ポイントの3つ目は、毛穴ケアまでしてくれる成分が配合されていることです。
オルビスクリアフルは、ナノVCショットカプセルというビタミンC誘導体をはじめとした5種の整肌成分(*)からなる1nmのカプセル技術を使っています。
(*テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、天然ビタミンE、イノシット、フィチン酸、ユズセラミド、スフィンゴ糖脂質=肌をなめらかに整える整肌成分)
この特殊技術ナノカプセル処理により、浸透力が格段にアップし、毛穴ケアまで担ってくれるんですよね。
実際にオルビスクリアフルを使ってみると下記の写真のように、毛穴を感じさせないような”ウルッとした素肌”導いてくれます。
ポイント④:圧倒的な低刺激成分
最後のポイントは、圧倒的な低刺激成分であることです。
ニキビ肌はとてもデリケートな状態な分、オルビスクリアフルは肌への刺激を徹底的に排除しています。
- ノンコメドジェニックテスト済
- アレルギーテスト済
- 敏感肌対象パッチテスト済
- エタノール不使用
- 界面活性剤不使用
- 無油分、無香料、無着色
まるで水を付けたような低刺激処方なので、香りで癒されたいという方には向いていないかもしれませんが、ニキビ肌ユーザーから信頼されているのはたしかですね。
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クリアフルローション「しっとり・さっぱり」の成分の違い
さっぱり | しっとり |
---|---|
【有効成分】グリチルリチン酸ジカリウム 【その他の成分】水、1,3-ブチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、シコニン、テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、天然ビタミンE、ユズセラミド、イノシット、フィチン酸液、スフィンゴ糖脂質、ヨクイニンエキス、アロエエキス(2)、ヨモギエキス、水溶性コラーゲン液、レモングラス抽出液、ヒメフウロエキス、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル液、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、アマチャヅルエキス、イソステアリン酸、1,2-ペンタンジオール、濃グリセリン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、フェノキシエタノール、パラオキシ安息香酸メチル |
【有効成分】グリチルリチン酸ジカリウム 【その他の成分】水、ジプロピレングリコール、濃グリセリン、ソルビット液、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)、シコニン、テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、天然ビタミンE、ユズセラミド、イノシット、フィチン酸液、スフィンゴ糖脂質、ヨクイニンエキス、アロエエキス(2)、ヨモギエキス、水溶性コラーゲン液、レモングラス抽出液、ヒメフウロエキス、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル液、アマチャヅルエキス、イソステアリン酸、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレングリセリン(26E.O.)、1,2-ペンタンジオール、1,3-ブチレングリコール、クエン酸、クエン酸ナトリウム、フェノキシエタノール、パラオキシ安息香酸メチル |
クリアフルローション「しっとり・さっぱり」の成分の違いをまとめてみました。
赤文字のところが違っている部分ですが、正直そこまで大きな差があるわけではありません。
有効成分や植物エキス等は全く同じですし、ニキビ・毛穴に対する効果は同じですね。
全然好みで選んでもればOKですが、より詳しい違いを知りたい方は、下記の記事もチェックしておきましょう!
オルビスクリアフル”ローション”の成分解析まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はオルビスクリアフル”ローション”の成分解析について、化粧品のプロが解説してきました。
ニキビケアで迷ったら、とりあえずオルビスクリアフルを使っておけば失敗しないでしょう。
本記事が少しでも役に立ちましたら幸いです。
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