本記事では「オルビスクリアフル」と「ノブ(ACアクティブシリーズ)」のどっちを使うべきか、日本化粧品検定1級・コスメコンシェルジュの私が徹底比較していきます。
ネットの情報を参考にするだけでなく、10年以上ニキビに悩んだ私が実際に使って両者の違いをレビューするので、信憑性は高いはずです。
なお今回は、ニキビケア化粧品を購入する上で基本となる「1.値段」「2.刺激性」「3.有効成分」「4.保湿感」「5.ニキビ跡」こちらの項目で比較しました。
【結論】軽いニキビならオルビスクリアフル！重いニキビとニキビ跡ならノブ！
| オルビスクリアフルが勝ってる点 | ノブが勝ってる点 |
|---|---|
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先に結論からお伝えすると、症状の軽いニキビにはオルビスクリアフル。症状が重くて中々治らないニキビにはノブを使いましょう。
ノブはニキビ肌に積極的に働きかけるシリーズということで、ピーリング作用や豊富な有効成分を取り入れています。
オルビスクリアフルでは太刀打ちできないような炎症の強いニキビにも使えますし、またニキビの後にできるシミ予防もできるんですよね。
どれだけ効果があるスキンケア化粧品でも、継続して使えなかったら意味がないので、ご自身の予算と相談しながら検討してみてくださいね。
というわけで次の章から、さらに詳しく両者の違いを解説していきます。
「オルビスクリアフル」と「ノブ」を5つの項目で比較しました！
上記の5つの項目で、オルビスクリアフルとノブを比較してみました。
知りたい項目からチェックできるように、表中の青い文字をクリックすれば、その先の章に飛べるようになっています。
特に知りたい内容があれば、そこから読み進めてみてくださいね。
1.「オルビスクリアフル」と「ノブ」を値段で比較！
| 項目 | オルビスクリアフル | ノブ |
|---|---|---|
| 洗顔の値段 | 税込1,430円 | 税込2,750円 |
| 化粧水の値段 | 税込1,650円 | 税込3,300円 |
| 乳液の値段 | 税込1,870円 | 税込3,300円 |
| お試しセットの値段 | 税込980円 (2週間分) |
税込1,650円 (1週間分) |
| コスパ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
オルビスクリアフルとノブを料金で比較しました。
ノブはニキビ化粧品の中でもかなり高級なシリーズに分類されるので、安さを重視する人にはハードルが高いかもしれません。
実際ライン使いした時の総額を計算すると、オルビスクリアフルは「税込4,950円」でノブは「税込9,350円」と2倍近く差があるんですよね。
お試しセットだと多少は安くなりますが、それでもオルビスクリアフルの方が圧勝です。
2.「オルビスクリアフル」と「ノブ」を刺激性で比較！
オルビスクリアフルとノブを刺激性で比較しました。
ノブの洗顔フォームは、サリチル酸による”マイルドピーリング作用”があるので、一部の敏感肌の人は刺激を感じるかもしれません。
ニキビは毛穴の詰まりが原因なので、このピーリングを用いたスキンケアはかなり有効だと言われています。
ただ万人受けするケア方法ではないため、超敏感肌の人は合わない可能性もあるでしょう。
3.「オルビスクリアフル」と「ノブ」を有効成分で比較！
| 項目 | オルビスクリアフル | ノブ |
|---|---|---|
| グリチルリチン酸2k | 〇 | 〇 |
| グリチルレチン酸ステアリル | × | 〇 |
| サリチル酸 | × | 〇 |
| アラントイン | × | 〇 |
| ビタミンB6誘導体 | × | 〇 |
| ビタミンC誘導体 | × | 〇 |
| 効果の期待度 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
オルビスクリアフルとノブを有効成分で比較しました。
オルビスクリアフルにはグリチルリチン2kというニキビ・肌荒れを防止する有効成分しか使われていませんが、ノブは+αで美白や美肌にも期待できる有効成分が配合されています。
実際にノブに使われている有効成分の役割を見ておきましょう。
- グリチルリチン酸2k：肌荒れやニキビを抑える効果
- グリチルレチン酸ステアリル：肌荒れの予防や悪化を防ぐ
- サリチル酸：ニキビ、毛穴の黒ずみや詰まりを改善
- アラントイン：傷ついた肌を修復する
- ビタミンB6誘導体：毛穴の開きやバリア機能をサポート
- ビタミンC誘導体：シミやくすみを和らげる
ノブはニキビの根本的な原因を対策するだけでなく、美肌ケアにも力を入れていることが分かります。
「ニキビはもちろんだけど、毛穴の黒ずみ・てかり・乾燥・ごわつき・ニキビ跡など肌悩みが多すぎて、何から手を付ければいいか分からない、、、」そんな方はノブを選んでおけば失敗しません。
4.「オルビスクリアフル」と「ノブ」を保湿感で比較！
オルビスクリアフルとノブを保湿感で比較しました。
実際に両方の商品を使いましたが、洗顔と化粧水にはそこまで大きな差はなく、乳液で違いが出る感じですね。
というのもノブの乳液には、優秀な保湿成分である”セラミド”が配合されているため、肌しっとりとした仕上がりになります。
ニキビケア化粧品は全体的にさっぱりしたアイテムが多く、保湿が足りないと感じるケースが多いのですが、ノブはセラミドを取り入れることで、そのデメリットを解消しています。
5.「オルビスクリアフル」と「ノブ」をニキビ跡で比較！
最後にオルビスクリアフルとノブをニキビ跡で比較しました。
オルビスクリアフルは現状あるニキビのケアに全振りしていますが、ノブは美白有効成分やピーリング作用によって、ニキビ跡への効果も期待できるでしょう。
実はピーリングってニキビだけでなく、ニキビ跡にも有効なんですよね。
ピーリングによって古い角質を剥がし、肌のターンオーバーを整えることができれば、ニキビの後の色素沈着や赤みが治るスピードも速まります。
もちろんオルビスクリアフルも、自分で美白有効成分の化粧品を追加したり、ピーリングを取り入れても大丈夫ですが、その分費用がかさみます。
最初からノブで揃えた方が安かったりするため、あとは予算との兼ね合いで検討してみて下さいね。
「オルビスクリアフル」をおすすめの方はこんな人！
ここまでの内容を元に「オルビスクリアフル」をおすすめする人についてまとめておきます。
- ニキビ跡よりもニキビのケアだけに取り組みたい人
- ヒリヒリしない低刺激のケアを探している人
- 低価格で続けやすさを重視する人
- さっぱりとした仕上がりが好きな人
「ノブ」をおすすめの方はこんな人！
一方で「ノブ」をおすすめする人は下記の通りです。
- 洗顔でピーリングに挑戦したい人
- ニキビ肌ケアと美肌ケアの両方を求める人
- しつこいニキビに”攻めのケア”をしたい人
- 毛穴・てかり・ごわつき・くすみなど悩みが多い人
- セラミドによる保湿ケアも譲れない人
「オルビスクリアフル」と「ノブ」の違いは？どっちを選ぶべきかまとめ！
いかがでしたでしょうか。
今回は「オルビスクリアフル」と「ノブ」の違いを5項目で徹底比較してきました。
改めて確認しておくと、軽いニキビならオルビスクリアフル。重いニキビとニキビ跡にはノブを使っておけば失敗しないでしょう。
本記事が少しでも皆様の参考になりましたら幸いです。
